閉塞感の続く日本経済と成長見通しの一層厳しい日本市場。そして凄まじい速度で成長する新興国企業。
これから21世紀を日本企業はどう生き抜くのか。。。官民挙げて日本企業のグローバル競争力を高めなければ我々日本企業の明日はない??
一方で我々には素晴らしい技術力や知見が培われています。
日本人の勤勉で緻密な気質に裏付けられる高い製品開発力はこれまでの日本経済発展のエンジンでした。
刻々と変化するグローバル市場において我々が直面している最大の課題は、この素晴らしい製品力、技術力がいかに日本市場以外においても優位性を持ってユーザーに認められるか。
昨今アップル、サムソンなどのグローバルで高い成長力を誇る企業、ブランドなどに共通の成功要因は、日本製品に追随する品質力と機能性での進化に加えて、そのデザイン性そしてそれらを司る“ブランド力”です。もはや世界で競う製品には機能性と感性の両輪が不可欠となっています。
私たちはこの両輪を「Rational」と「Emotional」と表現します。
技術や機能など定量的に説得力を持つRational(理性的)に加え、ブランドイメージやデザインなど、製品を感覚的、視覚的に理解するEmotional(感情的)をバランスよく追求する。多くの日本製品の特徴は、これまで品質や技術力・機能性に注力しユーザーの情緒的なニーズへのアプローチが海外ブランドに比べて遅れていたことです。
しかし、日本には大手企業に限らず数々の優れた製品があります。またこれらでグローバル市場へ挑む高い志の企業経営者も数多くおられます。
私たちダブルアクシスは社名の由来通り、この2軸のバランスを最大化するコンサルティング業務を提供し、世界で競う日本製品・ブランド作りに貢献できることを企業ミッションと考えます。
代表取締役 渡辺博司